すんごい体験！？

これは、一生に一度あるかないかの体験です。

その日、私は朝から熊本城二の丸公園を散歩していました。

すると、突然足元から、力強い快感を伴った、

熱いもの（心地よく、しびれるような感じ）がこみあげてきました。

それは、言葉では表現できないほどの高次元の感覚でした。

一瞬、自分が地球そのものになったような感じがしました。

なんということでしょう。公園中の木々や草花が私に語りかけたのです。

「みんなひとつだよー。」って。？？？。

心地よい感動と光に包まれたまま、私は歩き続けました。

気がつくと向こう側から犬を連れたおじいちゃんが、あるいてきました。

私は、このおじいちゃんを「強く抱きしめたい」という感覚におそわれました。

このおじいちゃんが、いとおしくて、いとおしくてどうしようもなかったのです。

全然知らないおじいちゃんなんですよ。

「この湧き上がってくるものは、いったいなんなんだ！？。」

気がつくと、暖かい涙が私のまつげをぬらしていました。

何とか理性が働いて、おじいちゃんに抱きつく事はありませんでしたが、

人や、犬や、木々、草花がこれ程、いとおしく思えたのは生まれて初めてでした。

何秒の間だったのでしょうか?。それとも何分間かの時間があったのでしょうか?。

長かったのか、短かかったのか、それともほんの一瞬だったのか？

今思い出そうとしても、そのときの時間という感覚が私の中に残っていないのです。

残っているのは、なんとも言えない、あの神秘的かつ幻想的な身体の感覚だけです。

本当に、いったいなんだったんでしょう。

あとで、聞いた話では、この現象を大歓喜と呼ぶそうです。

宇宙の根源とつながった状態なのだそうです。


また起きるのを、今か今かと待っていますが、中々そうはうまくいきません。

不思議！？、不思議！？のお話でした。

【DIARY２００８年３月１日　掲載】